ども!中川です。
皆さん歴史は好きですか!?
私は暗記物が嫌いなので苦手でしたね笑
そんな私ですが、現在住んでいる山形県の高畠町は歴史公園からも分かるように、歴史的文化財が多い土地として有名です。
そこで今回はそんな先人たちが暮らしていた縄文時代の住居を見に行こうと思います。
歴史公園で紹介したものは竪穴式住居と言って、言わば人工物です。
今回訪れたのは天然ものですよ!
1. 高畠町洞窟群とは?
前述したように、高畠町には歴史的文化財が多く見られます。
その中でも当時から変化がほとんどないものと言えば、今回紹介する”洞窟”ではないでしょうか。
縄文時代から約1万5千年経ちますが、当時の面影を感じるものばかりです。
今回は
①一の沢洞窟
②日向洞窟
の2つについて紹介します。
大立洞窟にも行ったのですが、違うものを見ていたようなので道順と雰囲気だけ紹介します。
今回紹介できなかったものは後日第2弾として紹介するのでそちらで確認してください。
2. 一の沢洞窟
一の沢洞窟の入口です。
場所的にはヘラブナ釣りのメッカとして有名な蛭沢湖の端にあります。
分岐を右側に進みます。
オフロードを進むので、対応した乗り物で来た方がいいでしょう。
私はオフロードバイクでしたが、サスペンションがMAXまでしなるレベルの悪路なので注意です。
5分ほどすすむと看板があります。
このあたりに駐車しましょう。
轍もあるので進めるとは思いますが、坂と悪路でスタックしそうなので注意です。
つきあたりまで行くと看板があるのでここから登りです。
結構な坂道+小川もあるので登山靴でもあればなおいいですね。
登りきると大きな岩と洞窟が見えてきました。
近づいてみると…
天井に蝙蝠がわさわさでした。
これ以上近づくと蝙蝠がこちらに飛んできたのでここまでです。
なお、本当に静かな場所なので複数人で行くことを強くお勧めします。
私は一人で行ったので少し心細かったです。(熊的な意味です)
高畠町の公式HPの案内も載せておきます。
蛭沢湖の北東、標高400メートルの山腹に一の沢岩陰遺跡がある。昭和33年に発見、36年発掘調査が実施された。1、2、3、洞があり前庭部を含めての堆積層は6層からなり、上より土師器、弥生式土器、鉄刀、縄文前期の土器、石器、同じく早期後半、草創期と層位的に出土し、その変遷が明確にされた。
また、縄文期の出土品が多量であるのに比し、弥生、土師器が少なく、狩猟等一時期の仮住居であったのか、それにしても相当長期にわたって使用されたということが、出土品により証明されるという。
3. 日向洞窟
入口さえ見極めれば、簡単に着きます。
先ほどの蛭沢湖より南陽市へ向かう峠をぬけると、このような看板がひっそりとあります。
それほど大きくないので注意!
道を進むと左手に民家が見えますが、さらに50mほど進むと看板があります。
到着です。
アクセス〇
雨が降ると冠水するので、内部に入る際には天気に注意してください。
内部はがらんとしてます。
なんだか火を囲んでる様子が想像できます。
こちらにも高畠町の公式HPの案内を。
江戸時代当時、樹木の奥のこの洞くつは、誰がいうともなく鬼の岩屋として立ち入り禁止の地だったという。その後、次第に衆人の目にとまるようになり、石鏃などを拾う人も現れるようになった。
洞くつは、通称立岩の標高230メートルの山麓にあり、西から第4岩陰、第1洞くつ、第2洞くつ、第3岩陰からなる遺跡群である。昭和30年秋以降4次にわたって、東大教授山内清男博士、山形大学柏倉亮吉教授の指導のもとに発掘調査が行われ、その結果、何千年もの間使用されていた複合遺跡であることが判明。すなわち、中央の第1洞くつは、入口の高さ3.5メートル、幅5メートル、奥行14メートルのひょうたん状の洞くつで、洞くつ前面の堆積層は2メートル余りもあり、基盤の五層の内第1層の表土には、縄文晩期以降の造物第2層には、晩期から草創期各時期のもの、最下層には縄文時代草創期の遺物が包含されていた。
この層の土器(隆起線文土器片、爪形文土器片等)石器は、(石槍・研磨器・石斧等)考古学的には、旧石器文化から縄文文化への発展過程を解明する上で極めて重要であるとされ、(外に人骨・クマ・シカ・キツネ・カモ・ヤマドリほか多数の骨も発掘)縄文草創期(1万年前頃)の存在が全国的に知れ、学会からも高く評価された。
4. 大立洞窟
高畠町の北目にあるこの看板が目印です。
ここから結構進みます。
10分くらい進むと、左手にこの看板が見えてくるのですが…
御覧のようにつたまみれです。
2回通り過ぎた後に気が付きました笑
この先も舗装されているのですが駐車スペースがないので、車の方は歩きがおすすめです。
さらに進むと看板があるので、矢印の方へ進みます。
近くにこのような案内板もありました。
ここで、奥に大きな岩があり、鳥居もあったので、鳥居の方へいったのですが…
道なき道なんですよね。
気づいて引き返せばよかったのですが、そのまま進みます。
祠もありました。
ここが洞窟かと思ったのですが、
よくよく考えると小さいですよね?
そういうことですので、後日改めて大立洞窟と残りの火箱岩洞窟を紹介します。
5. 高畠町洞窟群の基本情報
①営業時間/定休日/SNS/
営業時間 |
年中無休 |
---|---|
席 |
なし |
定休日 |
ー |
駐車場 |
あり |
予算 | ー |
電話番号 |
高畠町観光協会 0238-57-3844 |
SNS |
高畠町観光ポータルサイト:こちらをクリック 高畠町観光協会公式Instagram:こちらをクリック 高畠町観光協会Twitter:こちらをクリック |
住所はこちらです。
①一の沢洞窟
〒992-0302
山形県東置賜郡高畠町安久津 壱の沢3285-16
アクセスはこちら。
①日向洞窟
〒992-0342
山形県東置賜郡高畠町
アクセスはこちら。
(参考)おすすめ記事
①高畠町のオススメグルメ/スポット
②まとめ記事