【岩手体験レポ】夏の三陸鉄道リアス線に乗ってきました！其の壱 盛駅←→宮古駅 往復編

 

 

　さて今回は2023年8月11日に岩手県の三陸鉄道リアス線に乗ってきましたので、ご報告致します。

NHKの朝ドラ「あまちゃん」にも出てたあの路線です。

乗りに行ってみたいな～って思ってる方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

それでは行ってみましょう！

 

 

 

1.三陸鉄道リアス線とは

リアス線（リアスせん）は、岩手県大船渡市の盛駅と同県久慈市の久慈駅を結ぶ、三陸鉄道の鉄道路線の総称である。

三陸鉄道による旅客案内上は全区間において「リアス線」の路線名称を使用しているが、後述する歴史的な経緯により、国土交通省監修『鉄道要覧』では「南リアス線（みなみリアスせん）」「リアス線」「北リアス線（きたリアスせん）」の3つの線名に分かれている。報道などでの表記や愛称としては、会社名である三陸鉄道やその略称の三鉄（さんてつ）[2]で呼ばれることが多い。

路線の長さは合計163キロメートルで、リアス式海岸として知られる岩手県の三陸海岸沿いを南北に縦貫する。

Wikiペディアより転載

っと、こんな感じの路線です。

 

 

2.寒河江を出発

現在時刻8:30

寒河江を出発しました。

目指すは岩手県の大船渡市の「盛駅」（さかり駅）です。

ナビの到着予想時間だと正午位ですので、３時間半くらいのドライブです。

一応愛車のトリップメーターをリセットにしていきます。

 

今回は嫁さんと二人での行程となります。

 

 

 

3.盛駅到着(11:55）

現在時刻11:55

盛駅裏に到着しました。

途中休憩をとったり道を間違えたりした割には順調につきましたね。

ちなみにここまで218Kmでした。

無料駐車場に車を停めて、陸橋を渡って駅舎の方に行きます。

こちらがJRの盛駅。

なんの迷いもなくJRの駅舎の方に入っていき、目的駅の終点「久慈駅」までの料金を探してキョロキョロしていると、駅員さんが寄ってきて「なにかお困りですか？」との有り難いお言葉。

「えっと、久慈駅までなんですが・・・」

っと言うと、解ってた～って感じで「こっちはJRの駅なので、隣の三陸鉄道になりますねｗ」

との優しいお言葉。

「あ～、そっかｗ そりゃそうですよね、有難うございますｗ」

なかなかに恥ずかしいｗ（旅先の恥はかき捨てって言う奴です。）

 

JRの駅員さんにお礼を告げて、お隣の三陸鉄道の「盛駅」へ。

こっちが三陸鉄道の「盛駅」です。

お～、券売機に終点の久慈駅までのボタンがある、料金は片道3780円と、なかなかに高額！

実はこの時点で、ほとんど下調べしてないシワ寄せがバンバン出てきます。

よく見てみると、三陸鉄道って割と区間ごとに乗り換える必要があったりするんです、当然１日に数本は始発駅から終点まで行く便もあるんですが、これってもしやと思い、駅員の女性の方に聞いちゃうことにしました。

「久慈まで行って、今日中に盛駅まで戻ってこれますか？」

その条件で、時刻表見てもらったら、直近の13時発の列車で久慈まで行くと乗り継ぎでも釜石までしか戻ってこれないとのこと。

「終点まで行って戻ってくるなら8:03発のに乗ると良いんですよ、それで久慈まで行っちゃって12:34だから、あとは途中下車しながら戻ってくるのがオススメなんです。」

って話ｗ

「そ～なんですねｗ僕ら山形からなんですが、向こう出たのが8:30ですｗ」

駅員さん失笑ｗ

で、ここで始めて今回どこまで乗って行って戻ってくるかが決定します。

ジャジャ～～ン！

今回は次のプランでススメます。

往路
13:00盛発→13:51釜石着（乗り換え）
14:12釜石発→15:32宮古着

復路
16:13宮古発→17:37釜石着（乗り換え）
18:18釜石発→19:07盛着

ざっくり言うと盛を出て宮古まで行って戻ってくるプラン、リアス線の下半分位を往復する行程です。

13:00の出発まで少し時間があったので、駅員さんからいろいろ聞きました。

盛から久慈までだと直行に乗っても片道4時間半かかるって事、フリー切符はどれを買うと良いのか、

列車に乗ったら海側を見るには進行方向に対してどっち側に乗ると良いのか、駅弁的なのはあるの？

などなど、めっちゃ親切に教えてくれました。

 

今回の行程だと切符は「盛ー釜石乗り放題」1500円と「釜石ー宮古乗り放題」2300円を人数分でした。

で、「お昼ご飯は駅の近くにサンリア ショッピングセンターっていうスーパーがるので、そこでお弁当とか買ってきて車内で食べるといいですよ」との事でしたので。

早速その様にｗ

それではデューク東郷が見張ってくれてるので安心してホームに出ることにします。

4.往路

下り駅順

駅順は次の通り、

▶盛駅（さかり）
▶陸前赤崎駅（りくぜんあかさき）
▶綾里駅（りょうり）
▶恋し浜駅（こいしはま）
▶甫嶺駅（ほれい）
▶三陸駅（さんりく）
▶吉浜駅（よしはま）
▶唐丹駅（とうに）
▶平田駅（へいた）
▶釜石駅（かまいし）乗り換え
▶両石駅（りょういし）
▶鵜住居駅（うのすまい）
▶大槌駅（おおつち）
▶吉里吉里駅（きりきり）
▶浪板海岸駅（なみいたかいがん）
▶岩手船越駅（いわてふなこし）
▶織笠駅（おりかさ）
▶陸中山田駅（りくちゅうやまだ）
▶豊間根駅（とよまね）
▶払川駅（はらいがわ）
▶津軽石駅（つがるいし）
▶八木沢・宮古短大駅　（やぎさわ・みやこたんだい）
▶磯鶏駅（そけい）
▶宮古駅（みやこ）今回の折り返し駅
結構駅の数ありますよね。

 

乗車

改札から入ってホームで待っていると入ってきた列車がこちら、

お～、思ってたカラーリングと違うんでチョイ戸惑いましたが、これはこれで中々シックでかっこいい！

蟻生十兵衛風に言えば「オシャ」です。

この車両の車内はこんな感じ。

ボックス席になっていてテーブル完備、お弁当食べるには打って付けな感じでしたｗ

駅員さんに聞いておいた海が見える側の席、進行方向に対して右側に席を取れました。

車窓の風景をGoProで撮影したかったので、ラッキーでした。

スナップショット＃１（盛→釜石）

それではここから、撮ってきた写真掲載していきます。

先ずは盛－釜石 間です。

釜石到着

現在時刻13:51

釜石駅到着しました、ここで乗り換えです。

乗車

乗り換えで乗る車両は2両編成。

１両目がポケモンデザイン車両、２両目がよく見るリアス線のカラーリングのタイプ。

ポケモンのほうの車両にのりましたw

ポケモンの車両の車内です。

凄いｗ

あばれる君が書いた可也味のあるイラスト。

やべ～ｗｗ

スナップショット＃２（釜石→宮古）

釜石－宮古 間です。

 

5.宮古駅到着

現在時刻15:32

折り返し駅となる宮古駅に到着しました。

上り列車の釜石行が出るのが16:13ですので、一旦改札を出ます。

駅舎の並びに「さんてつや」っていう三陸鉄道のショップがありますので、そこでお買い物。

お土産各種購入。

さんてつサイダーはすぐ飲むつもりでしたが、もって帰ってきちゃいましたｗ

それでは又、三陸鉄道乗っていきましょう。

6.往路

上り駅順

ま～、来た時の逆ですよね。

▶宮古駅（みやこ）
▶磯鶏駅（そけい）
▶八木沢・宮古短大駅　（やぎさわ・みやこたんだい）
▶津軽石駅（つがるいし）
▶払川駅（はらいがわ）
▶豊間根駅（とよまね）
▶陸中山田駅（りくちゅうやまだ）
▶織笠駅（おりかさ）
▶岩手船越駅（いわてふなこし）
▶浪板海岸駅（なみいたかいがん）
▶吉里吉里駅（きりきり）
▶大槌駅（おおつち）
▶鵜住居駅（うのすまい）
▶両石駅（りょういし）
▶釜石駅（かまいし）乗り換え
▶平田駅（へいた）
▶唐丹駅（とうに）
▶吉浜駅（よしはま）
▶三陸駅（さんりく）
▶甫嶺駅（ほれい）
▶恋し浜駅（こいしはま）
▶綾里駅（りょうり）
▶陸前赤崎駅（りくぜんあかさき）
▶盛駅（さかり）終着駅

乗車

ホームに待っていた列車がこちら、

いわゆる三陸鉄道のカラーリングの車両で、1両編成でした。

車内はこんな感じ。

1両編成ですので、ほかのお客さんとの相席になりました。

 

相席でGoPro使うの気が引けるな～って思って、デッキに立っていたんですよ。

駄目元で運転士さんに「ここで進行方向撮影しても良いですか？」

って聞いてみたら「あ～、大丈夫ですよｗ」との有り難い返事が帰ってきましたので、

運転席脇の窓にGoProをセット、私はカメラ放置して座っていくわけにもいかないので立って乗ってくことにして、嫁さんは座ってもらいました。

現在時刻16:13

定刻通りに宮古駅を出ました。

運転士さんに聞いたら、観光客の方で結構進行方向の撮影する方いらっしゃるんだそうです。

若い運転士さんでしたが、観光客の対応慣れてるな～って印象でした。

 

スナップショット＃３（宮古→釜石）

宮古ー釜石 間です。

おお！「かいけつゾロリ」の車両もあるんですね。

ラッセル車居ました、岩手ってこれが必要なほど雪降るんですね～。

カラーリングもちゃんと三陸鉄道のになっててカッコイイ！

釜石到着

現在時刻17:37

釜石駅到着しました、ここで乗り換えです。

釜石発盛行きは18:18で40分ほど時間が空くので安全の為乗り換えの人は一旦ホームから出てくださいとのアナウンスがありましたので、改札を出て少し周りをうろついてみました。

乗り過ごしが怖かったので本当に待合室とその周りだけですｗ

乗車

今回の旅最後に乗り換えで乗る車両は1両編成。

カラーリングは「Thank You From Kamaisi」と描かれた車両でした。

車内はこんな感じ。

つり革の取っ手部分が木製でラグビーボールと鮭の頭の形になっていました。

凝ってますね～。

ホーム脇に鹿の親子連れがいました！

宮古ー釜石で乗車した車両の運転士さんと、今回乗る車両の運転士さんが同じ方でした。

乗車したとき、「あ！またここで撮影していきますか？」と声をかけて下さり、お言葉に甘えることにしました。

出発前少しお話して、楽しかったですw

現在時刻18:18

定刻通りに釜石駅を出発。

 

スナップショット＃４（釜石→盛）

釜石ー盛 間です。

山形の誇る文豪、井上ひさし先生の「吉里吉里人」の吉里吉里です。

盛駅到着

現在時刻19:07

今回の旅の終着駅の盛駅に到着しました。

山形より東にある分暗くなるのが早いかのかな？

降りるとき運転士さんに「ありがとうございました～」とお礼を述べて下車。

某アプリで今日の三陸鉄道をトレースしました。

移動距離往復で185.5Km（徒歩での移動距離含む）です。

7.撤収

晩ご飯どうするか悩んだんですが、微妙な時間ですしね。

嫁さんと相談の末、お昼ご飯のお弁当を買ったサンリア ショッピングセンターでまた何か買って車中で済ませて帰るっていう作戦を取りました。

 

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で、購入したのがこちらのパック寿司。

半額シールが張ってって490円でめっちゃお得なんですが、

元々この握り寿司の巻数入って980円なのも結構お安くないですか？

さすが海沿いの町のスーパーは違いますねｗ

半額シール貼ってありましたが、シャリもネタもめっちゃ美味しかったです。

ネタが厚めでビックリｗ

現在時刻20:00

車中でお寿司食べ終わって出発しました。

 

寒河江着

現在時刻23:48

寒河江の我が家に無事到着。

おおお、なんと日付が変わる前に帰って来れましたｗ

車のトリップメーターは424.4kmでした。

っと言うことは～、

行きの、盛駅駐車場到着218km、
盛駅駐車場から自宅駐車場まで424.4km

なので帰りは206.4km。

で、三陸鉄道に乗ってる間の移動距離が185.5Kmでしたので総移動距離は

424.4+185.5＝609.9Kｍとなりますねｗ

 

盛駅までの往復以外は電車に乗ってるだけなんで、移動距離の割には、そんなに疲労感はないですね。

 

8.総括

　三陸鉄道 盛ー宮古編レポート如何だったでしょうか？

次回は是非「宮古から久慈」までの区間を乗りに行こうと思います。

下の写真は今回貰ったり買ったりした絵葉やカード、切符等です。

左下のメモ紙は盛駅の駅員さんにフリーきっぷが、どの位お得かを目の前で計算してくれた紙です！

めっちゃわかりやすかったｗ

三陸鉄道は東日本大震災で彼方此方断線して、全線復旧がやっと完了した路線です、今後も頑張っていただきたいものです。

今回も読み物として成立していれば幸いです。

最後までお付き合い感謝です。

ではでは。

 

（参考）おすすめ記事

まとめ記事