「動物学ひろば」は動物学会の会員が日頃研究で使っている実験動物を展示・公開して、小・中・高校生や小さな子供たちを含めた一般の方々とのふれあいを通して、動物学の魅力を実感してもらうことを目的としています。今年も下記の12展示を行います。ふるってのご参加をよろしくお願いいたします。
ポスター画像は公式サイト配布のPDFを画像化して掲載しています。
日本動物学会第94回山形大会 一般公開シンポジウム・動物学ひろば
◎一般公開シンポジウム「かわる・・・動物のはなし 〜気づいていますか? 身近な動物のいとなみに〜」
◎動物学ひろば
が開催されます!
日時:2023年9月9日(土)
会場:山形大学小白川キャンパス
その他:予約不要・無料
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/お待ちしています!\
イベント詳細
◎一般公演シンポジウム「かわる・・・動物のはなし 〜気づいていますか? 身近な動物のいとなみに〜」
日時:9月9日[土]14:15~16:15
会場:理学部ふすまホール(B6a 4F)
山形県を始め自然豊かな地域では、市街地を一歩離れると様々な動物に出会う機会に恵まれます。そんな時に感じる驚きと発見は時に人を動物の探究に駆り立てるものです。今回のシンポジウムでは、身近な自然の中で気をつけて見ていると、気づくことができるかもしれない動物の「変化」をとりあげます。新規の生物現象やその仕組みを、分類・系統、遺伝・進化、発生・再生、生理といった動物学の各分野の研究を通して「発見する」楽しさとワクワク感を、参加者全員で共有したいと考えています。シンポジウムは小中高生を含め一般のすべての方に公開されています。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
- 演者: 半澤 直人 氏 (山形大学名誉教授)
演題: 山形固有種カクレトミヨは古代湖のほとりでひっそりと穏やかに進化してきた!?ダーウィンは競争に勝ったものだけが生き残る適者生存説を唱えました。しかし、平和主義者のカクレトミヨは闘わずして進化してきたと考えられます。カクレトミヨの不思議な進化の話を是非聞い てください。
- 演者: 田中 幹子 氏 (東京工業大学生命理工学院)
演題: 動物のからだの形づくりの進化どうやって鰭は手足へと進化し、どうやって水かきが生まれたのでしょうか?動物のからだの形が進化してきた謎を一緒に考えてみませんか?
- 演者: 山中 明 氏 (山口大学理学部)
演題: 蝶々のクールビズ・ウォームビズ?!地球環境にやさしく”の一環としてクールビズ等が世の中で定着してきました。ところで、冷暖房エアコンのない世界の蝶々はどんなエコ・ライフを送っているのでしょうか?みなさん、想像つくかな?
- 演者: 千葉 親文 氏 (筑波大学生命環境系)
演題: アカハライモリ:自然の再生と人の再生をつなぐものイモリの再生ってすごいよね。でも、イモリの再生のいったい何がすごいんだろう。それに、そんなにすごい再生力があるのに、絶滅しそうって、いったいどうなっているんだろう。そんな話をします、さぁ、いっしょに答えを見つけましょう。
◎動物学ひろば
日時:9月9日[土]10:00~16:00
会場:理学部SCITAセンター(B1a 1F)
- 身近なモデル節足動物オオヒメグモ
(JT生命誌研究館) - ウニとナメクジウオを観察しよう! ~湾岸生物教育研究所で提供している動物の紹介~
(お茶の水女子大学 湾岸生物教育研究所) - 透けるとん生物を覗いてみよう
(幼魚水族館) - さわって学ぼう!おカイコさま
(東京大学農学生命科学研究科) - ホヤのいろいろ(動かないけど動物だよ)
(琉球大学理学部海洋自然科学科) - メダカってどんな生き物?〜メダカと動物学〜
(宇都宮大学) - クラゲの光を見てみよう
(広島大学院統合生命) - 淡水にもクラゲがいるんだよ! – その名は「マミズクラゲ」-
(奈良県立医科大学生物学教室) - 美ら海(沖縄の海)の砂のすきまに暮らす動物の多様性
(九州大学基幹教育院) - 三崎周辺の多様な海洋動物たち
(東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所) - すみっこ大好き単細胞、ソライロラッパムシ!
(北海道大学大学院生命科学院) - 水の中で暮らすカエルやイモリを観察しよう
(広島大学 両生類研究センター)
アクセス
山形県山形市小白川町1丁目4−12
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