2020年の12月にオープンした山形初の体験型グランピング施設「yamagata glam(ヤマガタグラム)」に宿泊してきました!
未就学児(長男と次男)を連れてのグランピング初体験。
アウトドアということで大変な部分もありましたが、子ども達は終始大興奮でした(^-^)
あまり遠出ができなかったここ1年でしたが、久しぶりに家族でお出かけを楽しめた気がします。
今回は、チェックインからチェックアウトまでを時系列で紹介!
子連れで利用する際のポイント等もまとめていますので、是非参考にしていただければと思います。
目次
1.yamagata glamとは?
山形を代表する老舗旅館「日本の宿 古窯(こよう)」。
『プロが選ぶ日本のホテル旅館100選』では、全国の猛者たちを抑えて常に上位にランクインし、山形県勢だけで見れば第1位と、正に山形を代表する旅館です。
その「古窯グループ」が新ブランドとして立ち上げたのが、山形県初の体験型グランピング施設である「yamagata glam(ヤマガタグラム)」です。
キャッチコピーは「やまもりやまがた」。
コロナ禍で多くの人々の生活様式が変わる中で、三密を避けて家族・夫婦・友人と楽しめる「アウトドアでの⾮日常体験」と「美しい山形の里山・農村の⽂化体験の再発見」を目的としています
2.yamagata glamへチェックイン!
山形市内からだと、下道を使って車で約1時間ほどで到着しました(^-^)
①受付で手続き
まずは管理棟で受付を行います。
チェックインは15:00からとなるので御注意ください。
受付は1人でも大丈夫です(この時期ということもあるので(^^;))
我が家は子ども達が中に入りたいといういうので最初入りましたが、話を聞いている間に大人しく待っているはずもなく…(^^;)
早々にパパがお外に連行していきました 笑
目の前が最上川だったりと自然も多いので、受付が終わる頃には体験ごっこに夢中になっていました(^-^)
②いざドームテントへ!!!
受付を終え、いざ今回のメインであるドームテントへ!!!
今回選んだのは日本百名山でもある「鳥海山」をモチーフとした「bird」ルーム。
大きなクマのぬいぐるみがある「bear」も気になってたんですが、1か月前の予約時点で既に半分以上のテントが予約で埋まっている状況でした(>-<)
お目当てのお部屋がある方、早めの予約が必須です!
ドームテントも含めた宿泊エリアの様子がこちら!!!
空の青と映えますね~(≧-≦)
右側の木造の建物(パーゴラ)内はテーブルや調理道具が置いてあるアウトドアスペースとなっています。
手前のテラス部分では焚火も楽しめるんです。
それではテント内に突入です!!!
テント内の様子がこちら!
扉を開いた私の第一声は、「うわぁ、広い!」。
そして旦那の第一声は、「ホームページと一緒!」。
夫婦揃ってこの語彙力のなさ…、すみません(^^;)
子ども達は「明るくて外国のおうちみたい!」、「ママ見て! お部屋に気球が浮いてるよ!!!」と大はしゃぎ!
なんか、私より全然表現力が豊かでした 笑
テントの大きさは直径6m、高さ3mと、大人5人でも余裕を持ってくつろげる広さです。
ちなみに、テントは全部で8つあり、それぞれ山形の山の名前を元に個性あふれる内装となっています。
アメニティは入り口付近に。
写真の他にも、バスタオル、ガウン(大人男女兼用)、歯ブラシ(歯磨き粉付)、ヘアブラシ、カミソリなどなど、一通りのものが揃っていました。
③パーゴラ(調理スペース)
お次はパーゴラ内の様子。
見た目以上にゆったりとした広さでした。
こちらも大人5人が座っても十分な余裕がありそうです。
アウトドア用の調理器具がこちら。
ボックスにはディナーと翌日のモーニング用の備品(食器やプレート)がそれぞれ入っています。
蓋に一覧が書かれているので、余裕がある場合は念のためチェックしましょう。
我が家は子ども達が「宝箱あった!!!」と先に見つけてしまい大惨事に(・・;)
お気を付けください 笑
④共用設備(お手洗・水道)
お手洗いは管理棟隣にあり、共用となっています。
女子用のお手洗い、女優ミラーが完備されていてこれまたかわいいんですよー(≧-≦)
雪解けで地面がぬかるんでいる部分もあったんですが、お手洗い内には土足のまま使用できる大型のスリッパがあり、とても清潔に保たれていました。
おむつ台も完備なので、小さいお子様連れでも安心して利用できます(^-^)
男子用のお手洗いにも完備されているのは流石でした!
お手洗いはこちらの一ヵ所なので、まだ1人でトイレに行けないお子様連れの場合は毎回付き添うことになります。
可能であれば、なるべく近くのテントを選んだ方がよいかもしれません。
※yamagata glamに限らず、キャンプ場などでも同様の話かとは思いますが…。
3.無料のアクティビティ
①アクティビティの紹介
yamagata glamでは山形やグランピングを満喫できるアクティビティが体験できます。
しかもこれらが全て宿泊料金に含まれているんです!!!
※焚火用の薪やポップコーンなど一部有料
今回(2021年3月)のアクティビティは以下のとおりです。
季節によって変わる場合もあるので、最新の情報は公式ホームページを御覧下さい。
fa-hand-o-right公式ホームページで最新のアクティビティを確認する
②クアハウス碁点の温泉プールを全力で満喫!!!
宿泊料金にクアハウス碁点のSPAプール利用料金が含まれているんですが、なんとこのプール、年中入れる「温泉プール」になっているんです!
今年はコロナ感染症のためプール遊びがあまりできなかった子ども達、もうプールの話を聞いた時から一番の楽しみにしていました(^-^)
プール自体は隣接するクアハウスの敷地内にあるんですが、歩いて1,2分で到着です。
案内もあるので迷うことはないかと思います。
写真撮影は禁止なので、公式の写真を引用させていただきました。
深さ55cmのこどもプール(写真右手前)もあるので、小さなお子様でも安心して利用できます。
浮き輪も大きさに制限がありますが、持参して利用可能でした。
水着やバスタオルも無料レンタルがあるので、詳細は公式ホームページをご覧ください。
fa-hand-o-right公式ホームページを確認する
もうですね、こっちが嬉しくなるくらい楽しそうにはしゃいでました(^-^)
結局1時間くらいで出る予定が2時間強の滞在…。
出るときもかなりの抵抗にあいました 笑
またこよーね(^^;)
クアハウス碁点についても少しだけ紹介したいと思います。
※撮影の許可をいただいてます。
まずは外観から。
入り口のロビーの様子です。
山形の特産品や名産品が並ぶお土産エリアもあり、yamagata glamの宿泊者も利用できます。
グルメから伝統工芸品までそろっているので、一通りのお土産はこちらで揃いそうでした(^-^)
③サブプランも検討を
実は今回、最上川舟下りを申し込んでいたんです。
が、この日は天気は良かったものの、結構な強風が吹く状況。
残念ながら舟下り自体が中止となってしまいました。
こればっかりは自然のことなのでしょうがないですね(^-^)
なので、天候に左右されるアクティビティを予定している場合はサブプランもちょこっと検討しておくと良いかもしれません。
4.山形を感じるかわいいディナー
さぁ!
SPAプールで十分にお腹を減らしたら、待ちに待ったディナーの準備です!
ディナー用の食材が入ったカゴは17:00~18:00の間に管理棟で受け取る必要があるので御注意下さい。
今回宿泊したときのディナーメニューがこちら!
・しろくまレモン鍋
・山形牛ステーキ
・焼き野菜
・骨付きウインナー
・アヒージョ
・バケット
・雪だるまパンケーキ
美味しそうなものしかない!!!
カゴの中身を広げるワクワク感もたまりません(^-^)
今回は大人2名分に加え、こども1人分の「お子様メニュー」も追加したんです。
ハンバーグ、骨付きソーセージ、焼きそばなど、結構なボリュームでした(^-^)
早速BBQで山形牛や野菜を焼いていきます!
我ながら中々良い塩梅に配置できました(^-^)
蓋をして、その間に他の料理もさばいていきます!
ちなみに、料理の材料は揃っているんですが、どれを使ってどの料理を作ればいいのか、そのままでは少し混乱してしまうかもしれません。
でも御安心ください!
実は宿泊者限定で公開されている料理専用レシピページがありまして、予約メールで事前にURLが送られてきます。
特に、子連れの場合は動画をゆったり見ながらなんていう余裕は皆無ですよね(^^;)
事前にある程度把握して、料理の際は飛ばしながら確認できる程度だと作業が捗るかと思います。
しかも!
Free Wi-Fiが整備されているので、お店の注文待ち時の子どものYoutube視聴と違い、通信料を気にすることもありません。
そんなこんなで、動画を参考に「しろくまレモン鍋」の下処理が完成です!
しろくまさんだけは自分でセッティングが必要だったんですが、中々良い感じに仕上がりました(^-^)
あとはガスコンロにセットして、出来上がりを待つだけです。
その裏ではBBQの方も良い感じに!
お肉の香ばしいにおいがたまりません(≧-≦)
子ども達が待てるはずもなく、家族で久しぶりのBBQに食らいつきます!
プールでの体力消耗も相まって、もうどれもこれも美味しすぎました(T^T)
なんといっても山形牛ステーキ!
山形を代表する黒毛和牛ということで、とろけるような美味しさでした(≧-≦)
美味しすぎて一瞬で消えてしまったので、すかさず第2弾の調理開始です!
子ども用の焼きそばは既に焼いたものが用意されているので温めるだけ。
これ、かなり助かりました。
その裏では今度はしろくまレモン鍋が完成!
したんですが、なんとしろくまさんが…。
溶け始めているではありませんか!
もはや「I'll be back」状態 笑
それにしても、レモン鍋って初めていただいんですが、思っていた以上に合いますね!
最初不信感を露わにしていた子ども達も、一口食べた瞬間目の色を変えてほおばってました(^-^)
アヒージョも下ごしらえが済んでいるので、スキレット鍋に移して
コンロにかけるだけ!
お手軽!
実はガスコンロは1つしかないんですが、そこはyamagata glamさん!
キャンドルコンロが付いてくるので、そちらでアツアツを維持できます(^-^)
バケットをアヒージョオイルにくぐらせていただくのも絶品でした。
そしてデザートは!
雪だるまパンケーキ!!!
これも子ども達は「ウッキャーーー!」と奇声をあげて大興奮(^^;)
まさに争奪戦でした 笑
専用のアイスディッシャーが付いてくるので、思ったよりも簡単に、そしてかわいくできました。
5.焚火 アクティビティ
子ども達にとっても初めての「焚火」!
道具も借り、オプションもつけて気合十分!!!
だったんですが、この日は前述のように最上川舟下りが中止になる程の強風…。
スタッフの方に伺ったところ、「できなくはないが、小さいお子さんがいる場合は難しいかもしれない」とのこと。
正直に言ってもらえると助かります!
ということで、今回は泣く泣く断念することにしました(T^T)
本来ならばこんな感じということで、公式の画像を置いておきます。
(めちゃくちゃ楽しそう…)
ポップコーンやスモアもお願いしていたんですが、こちらはパーゴラ内のガスコンロで調理可ということで、そこだけは死守!
こちらがセット一式になります。
早速ポープコーンに着火!
ポップコーンがトウモロコシと知らなかった子ども達。
衝撃と共にポップコーンができる様子を見てまたまた大興奮でした(^-^)
自分たちで作ったポップコーンは格別だったようで、ディナーの後にも関わらず完食でした。
まだ子ども達もお腹に余裕がありそうだったので、次は私自身も人生初となるスモアにチャレンジです!
が、ここで悲劇が発生します。
なぜかマシュマロ以外の材料が見当たらない…。
「あれ? ここにあったクラッカーとかチョコレート知らない?」と聞くと、子ども達から「美味しかったよ(曇りなき眼(まなこ))」とまさかの回答!!!
いつの間に食べたんだ 笑
まぁこれも良い思い出ですよね(^-^)
食べてしまったものはしょうがないので、焼きマシュマロを楽しみました。
あとでよくよく話をきいてみると、一応私に食べていいか聞いたとのこと。
(下ごしらえに夢中で、適当にいいよと答えてしまったようです(^^;))
皆様もお気をつけくださいm(_ _)m
本来であればこんな感じに仕上がる予定でした。
(めちゃくちゃ美味しそう…)
6.露天風呂のある大浴場
さてさて、お腹も心も満たされたところで、クアハウス碁点の温泉に向かいます!
流石に写真撮影NGだったので、公式の写真を引用して紹介したいと思います。
まずは温泉までの通路や脱衣スペースの様子。
2013年にリニューアルしたとのことで、清潔感のある落ち着いた雰囲気となっていました(^-^)
大浴場の様子がこちら。
お風呂は温度別に浴槽があり、小さい子どもでも熱がることなく入れました。
外には露天風呂も!
最上川の三難所「碁点・隼・三ヶ瀬」をイメージしており、こちらもそれぞれ温度が異なる仕様。
男湯・女湯で違った造りとなっているそうです。
もちろんサウナも完備です!
温泉効果もあり、お風呂上がりの身体はぽっかぽか!
昼間の疲れもあってか、部屋に戻ると子ども達は一瞬で夢の中へと旅立っていきました。
私たち夫婦も少し夜更ししようかと思っていたんですが、いつの間にか子ども達同様夢の中へ…。
もうただただ気持ちよかったです。
ちなみに、テントは冷暖房完備となっていて、寒さを感じることは全くありませんでした。
※温度設定や天候にもよるかと思います。
むしろ家より暖かい程。。。
すこーし乾燥が気になるので、寝る前にタオルを濡らして干しておくと良いかもしれません。
7.山形の食材でほっこりモーニング
早く寝た分、すっきりと起きた朝6:00!
こんなに爽やかな目覚めは何年ぶりでしょうか!?
子ども達が起きる前に、モーニングの準備にとりかかります!!!
ディナー同様、1つのケースにまとまっているのでコンパクト。
中身はこんな感じです。
個人的に一番楽しみにしていたそば粉のガレット!
焼き上がりと共に胃袋を鷲掴みにするような香りが広がります(≧-≦)
できあがりはこんな感じ!
我ながら中々良い感じに仕上がりました!
今回のモーニングの内容は以下の通りです。
・クロワッサンサンド
・そば粉のガレッド
・フラワーサラダ
・クリームスープ(舟形マッシュルーム)
・焼きバナナ
・やまらくヨーグルト
・コーヒー
どれもこれも絶品でした(≧-≦)
特に米粉で作ったというクロワッサンサンドが子ども達に大人気!
実は近くにあるパン屋さん「お米のめぐみ穂たる」から仕入れているということで、しっかり帰りにお邪魔してきました。
fa-hand-o-rightお米のめぐみ穂たるの紹介記事を読む
舟形マッシュルームもガレットやパンに負けない美味しさ…。
こちらも今度お邪魔しようと思います(^-^)
8.小さい子連れ利用でのポイント
①未就学児2人ぐらいであればベッドの追加オプションは不要かも
ベッドはダブルサイズが標準で2台となっています。
子ども達が落ちないようにくっつけることも可能です(スタッフへ確認済)。
結構ぴったりとくっつくので、子ども達を挟むようにすれば小学校低学年ぐらいの子ども2人でも大丈夫かと思います。
今回は念のためオプションでエキストラベッドも用意いただきました。
身長約170cmの夫が横になるとこんな感じです。
検討している方は参考にしてみてください。
②あくまでもアウトドア
古窯グループが手がける「yamagata glam」ですが、そもそもはグランピングを目的とした施設です。
トイレが離れていたり、料理を(ある程度下処理はされているものの)自分たちでしたりと、相応の「手間」がかかります(洗い物がないだけでかなり助かります!)。
それもグランピングの良さとして楽しみましょう(^-^)
これから子ども達と本格的なキャンプを始めようかと考えている方なんかには、事前の体験としても最適かもしれません。
実は我が家も今回の宿泊を通して、今年の夏からキャンプにチャレンジすることを決めました(^0^)
③動画付きレシピは事前に要チェック!
前述しましたが、小さい子連れ(2人以上)の場合はじっくり動画を見るのは難しいです…。
なので、事前に確認しておき、実際の調理ではポイントポイントで確認するくらいに仕上げていくのがおすすめです。
また、可能であれば室内用のおもちゃやタブレットなんかもあると、天候が悪い場合に重宝するかもしれません。
我が家はタブレットを持参したんですが、今回は強風のため調理中のパーゴラやテント内での待機時間が長くなってしまったため、思いのほか助かりました(^^;)
④家族風呂の予約はお早めに
クアハウス碁点には小さい子連れファミリーにありがたい「家族風呂」もあります。
もちろんyamagata glam宿泊者も利用可!
なんですが、当日のチェックイン時には既に予約で一杯でした(^^;)
スケジュールが決まっている場合、早めの予約がおすすめです。
⑤夜はちょっと明るいかも?
ベッドの後ろにある窓、正面の窓とは違いカーテンがありません。
高い位置にあるので覗かれるという心配はありませんが、外通路の照明の光がちょっとだけ明るめです。
我が家では夜中に誰も起きることはなかったんですが、神経質な方はアイマスクなどあると良いかもしれません。
9.女子会やサークル旅行が絶対に楽しい!!!
今回は家族連れで利用させていただきましたが、宿泊後に思ったのがこれでした!
レンタカーでドライブを楽しんで、アクティビティで非日常を味わって、わいわい言いながらBBQをして、お酒を飲みながら焚火をして、温泉でほっこりして、ベッドでトークをしながらいつまにか眠りにつく…。
控えめに言って、サイコーじゃないですか!?
もし大学生やOL時代に戻れたなら、絶対友達と来たいと思いました(≧-≦)
10.yamagata glamの基本情報
①チェックイン/料金/SNS等
チェックイン/ チェックアウト |
【チェックイン】 【チェックアウト】 |
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料金 |
【1泊2⾷付+体験付グランピングプラン】 テント1基40,000円(税別)〜 |
支払方法 |
クレジットカード、電子マネーのみ |
駐車場 |
あり |
予約 | |
Wi-Fi |
あり |
SNS |
公式ホームページ:こちらをクリック Instagram:こちらをクリック twitter:こちらをクリック |
②住所/駐車場
住所はこちらです。
〒995-0209
山形県村山市碁点999−19
アクセスはこちらです。
駐車場はテント前のスペースとなります。
基本は1テント2台分まで利用可能ですが、冬季は除雪スペースのため1台の利用となります。
※冬季の2台目は少し離れた場所へ駐車の場合あり。
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