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【特集記事】山形まるごと館 紅の蔵|“街なかの拠点”で山形の食と文化を満喫

【特集記事】山形まるごと館 紅の蔵|“街なかの拠点”で山形の食と文化を満喫

城下町の面影を残す蔵屋敷をリノベーションした「山形まるごと館 紅の蔵」。

食・土産・直売所・観光案内が一体になった“街なかの拠点”として、旅の途中はもちろん、地元の方の日常にも寄り添います。

今年4月にはリニューアルし、ますます目の離せないスポットとなっています。







1.紅の蔵ってどんな施設?

かつて紅花商人・長谷川家の蔵屋敷だった建物群を活用した観光複合施設。

山形の“旬産旬食”の提供、地域特産品の販売、農産物の直売、イベント開催、観光情報の提供などを通じて、山形ならではのおもてなしを掲げています。

施設内にある5店舗はそれぞれが魅力たくさん。

・そば処 三百坊 紅の蔵店
・Bubula.
・おみやげ処 あがらっしゃい
・旬菜旬果 おいしさ直売所
・街なか情報館

今回は全てご紹介します!







2.そば処 三百坊 紅の蔵店

初めに訪れたのは「そば処 三百坊 紅の蔵店」。

西蔵王に本店を構える名店「三百坊」が、紅の蔵に2店舗目をオープンしました。

西蔵王高原の自家栽培そば粉を使用した香り高い手打ちそばに、山形の恵みを生かした郷土料理がいただけます。

趣を生かした客席は、街なかにいながら里山の食卓に招かれたような心地よさ。

※紅の蔵公式HPより

お越しの際は歴史のある蔵座敷もご覧ください。

かつて大切な来客をもてなす空間として用いられてきた場所です。

歴史の趣に包まれて味わう手打ち蕎麦は、旅先ならではの特別感があります。

タイミングが合えば、蕎麦打ちの所作が見られることも。

つゆは本店の地下水仕込みで、クセのない素直な旨みがそばの香りと喉ごしを引き立てます。

株式会社三百坊代表取締役の岡崎さんよりメッセージをいただきました。

「そば処三百坊紅の蔵店では自家栽培の蕎麦と自家製粉の蕎麦粉を使用したお蕎麦を提供しています。

その他に法事やご宴会などの団体様のご予約も承っております。

よろしくお願いいたします。」








3.Bubula.(ブブラ)

Bubula.は、季節の野菜とともに山形牛を堪能できる洋食店です。

「焼肉のイメージが強い山形牛を、ステーキや洋の一皿として楽しんでほしい」という思いからオープンしました。

山形の食材・伝統野菜を取り入れ、「だし」「芋煮」といった郷土料理の要素を生かしたペアリングも提案しています。

店内は大正ロマン薫る落ち着いた空間で、ランチから記念日のディナーまで幅広いシーンで利用できます。

なかでも印象的なのが、山形の食材をたっぷり使用した前菜。

「これはメイン?」と思うほど満足感があり、スープが付くのもうれしいポイントです。

※Bubula.より提供


おすすめのBubula.ハンバーグは山形牛の旨みが凝縮され、余韻まで心地よい一皿。

自家製ソースと付け合わせの野菜とバランスよくいただけます。

「もっと食べたい!」という方はオプションでハンバーグを重ねることもできるので、挑戦してみてはいかがでしょうか?

※Bubula.より提供

代表の佐藤さんよりメッセージをいただきました。

「山形牛をじっくり楽しめる洋食を軸に、県産の伝統野菜や郷土の要素を織り交ぜた一皿をご用意しています。

周辺の飲食店・生産者と連携し、フードロスの削減にも努めています。

観光の方はもちろん、地元のみなさまに長く愛される店でありたいと思っています。」

4.おみやげ処 あがらっしゃい

おみやげ処 あがらっしゃいでは蔵造りの店内に、山形市内を中心とした名物がぎゅっと集結。

定番の銘菓や漬物、地酒といった買い物だけでなく、日本酒の試飲コーナーで味を確かめながら選ぶこともできます。

旅の手土産はもちろん、地元の方の“ご自宅用”にも思わず手に取りたくなるラインナップです。

入口付近には、紅の蔵らしく紅花にちなんだ商品も並び、見て回るだけでも楽しい時間に。

お菓子や普段使いにおすすめな文房具など見ているだけでも「こんな商品あったんだ!」とつい見入ってしまいました。

おすすめ商品

たくさんある商品の中からおすすめの商品を紹介していただきました。

ぜひ参考にしてみてください。

⚫︎日本酒の試飲

店内の試飲機で、造りの異なる地酒をその場でテイスティング。

好みの一本に出会ったら、そのまま購入できます。

⚫︎小町紅

紅花の色素100%でつくられる“本物の紅”。

光の角度で玉虫色に輝き、少量を水に溶くと鮮やかな赤が立ち上がります。

山形の紅ならではの逸品で、贈り物にもぴったりです。

⚫︎紅花ビール

山形を象徴する紅花をイメージしたクラフトビール。

すっきりとした飲み口で、旅の“ここだけ感”を楽しめます。

おみやげにも、滞在中の一杯にもおすすめです。

運営する新関さんからメッセージをいただきました。

「山形市内のお土産を中心に、地酒やお菓子など幅広くそろえています。

紅の蔵ならではの“紅”にまつわる商品、そして本物の口紅(小町紅)もぜひご覧ください。

店内には日本酒の試飲機もございますので、その場で味を確かめてお選びいただけます。

お気軽にお立ち寄りください。」

5.旬菜旬果 おいしさ直売所(JAやまがた)

生産者名がわかる安心・新鮮な野菜を販売する「旬菜旬果 おいしさ直売所」。

旬の味覚が次々に入荷する「いま山形でおいしいもの」を実感できるスポットです。

店内には四季折々の彩りが広がり、朝採り野菜をはじめ果物やお肉、魚まで地元のおいしさがぎゅっとつまっていました。

おすすめ商品

おすすめのシャインマスカットは取材時が全盛期!

特殊な冷蔵技術で何と年明け頃までは店頭に並ぶそうです。

りんごもシーズンが始まり、これから品種もどんどん増えていきます。

食べ比べも楽しみですね。

人気菓子店「エスカルゴ」とコラボしたオリジナル商品「つや姫ばうむ」もぜひチェックして欲しい一品。

JAやまがたの米粉入りで、県産米の風味がやさしく広がります。

おみやげにもぴったりですね。

おいしさ直売所紅の蔵店 店長の志田さんよりメッセージをいただきました。


「農家さんこだわりの新鮮な朝採り野菜、新鮮な果実をたくさん取り揃えております。

ぜひ山形の魅力を味わってください。」

6.街なか情報館

最後に立ち寄ったのは「街なか情報館」。

季節ごとの企画展などを通じて、山形の歴史・伝統・文化を発信しています。

取材時はちょうど企画展示「やまがたのごちそう」が開催中。

山形県村山地方を中心に、郷土料理や伝統野菜、果物をパネルでわかりやすく紹介していました。

思わず写真に収めたくなる芋煮鍋のオブジェも!

まるで山形の食文化に触れられる小さなミュージアムのような空間でした。

令和7年度はやまがたフルーツ150周年ということで「山形フルーツ飴占い」も行っていました。
(無くなり次第終了)

筆者ももちろん挑戦してきました!!

街なか情報館では季節ごとに展示の入れ替えを行っています。

季節を変えて訪れてみてはいかがでしょうか?

最後にマネージャーの山田さんにメッセージをいただきました。

「紅の蔵は蕎麦処と洋食店とお土産処と直売所、観光案内所の5店舗でなる施設となっています。

紅花商人の蔵屋敷を活用した観光施設となっておりまして、県内外の観光のお客様や地域の皆様に愛される施設を目指して頑張っております。

皆様に楽しんでいただけるイベントや企画展示、食事などご提供できるように日々努力してまいりますので、ぜひ遊びにいらしてください。」

7.アクセス・駐車場

車でお越しの際は、紅の蔵の専用駐車場をご利用ください。

8.基本情報

★★基本情報お願いいたします★★

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