山形県に特化した正社員転職支援を行っている「株式会社ジンジャーズ」。
『転職希望者の「未来」に寄り添った丁寧なサポート』、『地域に根ざした企業との信頼関係構築から生まれる大手転職サイトにはない求人』などにより、これまで多くの方の転職に携わってきました。
「やまがたぐらし」とのコラボ企画も第四弾!
前回は「山形へのUターン転職が前提の方の体験記」を紹介しましたが、今回は「転職を意識しているけど、そもそもどうすればいいの?」という方向けの内容となっています。
「転職は目的ではなく手段」。
まずは転職する・しないに関わらず、次へのステップの一助となれば幸いです(^-^)
目次
転職する? 転職しない? でお悩みの方に(思考プロセス的アプローチ)
※ここからは山形転職に掲載されているコラムの転載となります(元記事はこちら)。
山形転職.comで、求職登録または転職相談申し込みをする際に、「転職することを決めていますか?」という設問を設けています。
ここでは「決めています」「まだ決めていません」の2つの選択肢からお選びいただくようになっています。
これは、初回のご面談のアプローチの仕方が変わるために予めお聞きしています。
(転職を決めていない人を相手にしないとか、そういうことではありません)
1.転職する VS 転職しない ?
すでに転職意志が固いのであれば、すぐに求人情報のマッチングや今後の進め方について面談をさせていただきますが、まだそこまで決め切れていない場合に、いきなり具体的に話をしても、転職するかどうかのモヤモヤが晴れることなく、なんの解決にもならないケースが多いです。
私たちのところにご相談きていただくからには、何かすっきりして帰っていただきたいと思っています。
そして、転職活動には時間とパワーがいります。
応募書類を作成したり、企業情報を見比べたりという行動が必要になるほかに、辞めることを心に秘めながら今の職場でも迷惑をかけずにしっかり成果を出していくのには、普段以上にモチベーションを維持する必要があります。
(辞めると心に決めたからといって、いい加減に仕事をするべきではない、とジンジャーズは思っています。)
2.転職する!と踏み出す一歩は自分で。
自分で動いていくパワーを出すには、この一歩を自分の意志で踏み出すことが大事で、周りがぐいぐいと引っ張っていく転職は、のちのちの後悔に結びつきやすいと考えています。
「転職するかどうか決めていないけれど、相談してみたい。」という人は、私たちが思っている以上に多くいらっしゃるように感じています。
これまでも
「転職しないことになったら迷惑にならないかな」
「私なんかが相談していいのかな」
と迷っていた人や、
「無料相談なんて何か裏があるに違いないと思っていた」
「あとでお金請求されないか不安だった」
という心配性な人などもいらっしゃいました。
(お金を請求したりすることは一切ありません。また余談ですが、「相手の事務所で会うのは危険だから、外で会ったほうがいい」と家族からアドバイスされたということで、わざわざ事務所近くのファーストフード店で面談したこともあります。人材紹介サービスをご存知ない場合は、心配されても仕方ないなと思っております(^^;;)
転職したい、でも転職するのは不安だからまだ決めたわけじゃない、でも相談してみたい、けど自分なんか相談していいのかわからないしどうしよう、という人に向けて、「転職することを決めていない」場合に、ジンジャーズはどんな風に面談を進めていくのかを書いてみたいと思います。
お一人お一人に合わせて面談を進めますので、全ての人に当てはまるとは限りませんが、ご参考にしていただければ幸いです。
3.「そもそも」から始める。
転職しようかどうしようか迷っていらっしゃるなら、「そもそも、どうして転職を考えたのか」ということの整理から始めます。
給料や待遇、人間関係、その他仕事の中身、漠然とした「このままでいいのか」という不安など色々あるでしょうが、頭の中でぐちゃぐちゃとなっている思いを吐き出して整理すると、意外とそんなに複雑じゃない場合も多い。
いろんな気がかりなことがあって、それが複雑に絡み合ってしまっているような気持ちになって立ち止まっているケースが多々ある。
気がかりなことを一つ一つ明らかにしていくだけでも、だいぶ状況が変わります。
そもそも、転職は手段であって目的ではない。だから、職場や生活の何か困った状況、好ましくない状態を解決できる方法が別にあれば、転職をしなくたっていいんです。
4.「転職するかどうか」~手段は最後に~
「転職する」「転職しない」の2つしか選択肢がない、ということではありません。
「今は転職しないが、ゆくゆく転職をする」「ある条件が揃えば、転職をする」というような選択肢もありえます。
転職するかどうかというのは、今のご自分の状況において「何を変えるか」「何に変えるか」を先に考えておく必要があるのです。
あまり好事例ではありませんが、例えば「収入が少なくて生活が苦しい」「収入は少ないけど上司は優しいし仕事も楽しいし、続けたい気持ちがある」ということで悩んでいたとしたら、こんな展開が考えられます。
そもそも転職を考えるにあたって、何を変えたいんですか?
「収入が少ないんです」
収入をどういう状態にしたいんですか?
「収入を今より??????くらい増やしたいんです」
こうすると、??????に入る金額によっても変わりそうですが、「転職するかどうか」が悩みではなく、他の可能性も考えられるようになります。
①上司や経営者へのアプローチによって収入は増やせないか
②副業によって収入は増やせないか
③家族の協力によって世帯全体で収入は増やせないか
④自分ではなく、他の家族の転職によって収入は増やせないか
人手不足で採用に苦労している企業が多いですし、働き方改革など政府の方針で賃金アップや副業解禁の検討を進めている企業も多いので、①や②の可能性を探ることができます。
「転職するかどうか」の検討では出てこない③や④といった手段も考えられるかもしれません。
この流れは組織の問題を解決する体系的なアプローチ「TOC思考プロセス」という考え方を参考にしています。
TOC思考プロセスにおける「何を変えるか」「何に変えるか」「どのように変えるのか」というステップは、個人における転職においても、この手法は十分に活かせます。
ただ、キャリア相談でTOC思考プロセスを活用しているところは、そう多くないので、ジンジャーズの特徴かもしれません。
5.あくまで転職は手段の一つ
ジンジャーズは、とにかく転職!転職しよう!というスタンスではありません。
みなさんがより良い生活、より良い人生を送るための手段の一つとして転職をサポートしています。
ですから、転職しようかどうしようか迷っているという方も自信を持って(?)「(転職することを)まだ決めていません」の選択肢を選んで、相談お申込みいただければ幸いです。
山形で暮らし働く人が、1人でも多くニコニコ幸せになれるようにぜひ一緒に考えてみましょう。
TOC思考プロセスについて詳しく知りたいかたは、以下からどうぞ。
TOCの原点に忠実であり、なおかつ日本の経営風土にそった「しくみ」を提供するコンサルティングファーム「ゴール・システム・コンサルティング株式会社」
※弊社(株式会社ジンジャーズ)の佐藤大輔は、ゴール・システム・コンサルティング株式会社によるTOC-ICO認定コース ジョナ登録を受けています。
まずは無料相談で一歩を踏み出してみませんか?
「転職はあくまでも手段」。
このフレーズ、とても印象に残りました。
我が家も東京からのUターン組なんですが、夫が初めて無料相談をしたとき、「今は転職しない方が良いかもしれませんね」と言われたそうです。
当時はまだ漠然と「山形帰りたいなぁ」と思っていた夫。
その当時の夫の状況(家族・収入・仕事のやりがい・転職で実現したいこと)を踏まえ、「相談者の中長期的な未来を踏まえたアドバイスだったなぁ」と実感し、転職を生業としているエージェントにそう言われたことが信頼にもつながったそうです。
ちなみに、夫は別の就職口があったため相談やセミナー参加のみでしたが、上記コラムのとおり料金は一切発生しなかったので御安心ください(^-^)
「何か裏があるのでは?」と近くのファーストフード店で面談したというエピソード、何となく気持ちわかります 笑
転職を意識しているけど、何から始めれば良いかわからない、一歩踏み出したいけどなかなか…、という方、まずは相談してみるのはいかがでしょうか?