山形県の上山市(かみのやまし)にある老舗旅館「日本の宿 古窯(こよう)」。
【プロが選ぶ日本のホテル旅館100選】にて、40年以上連続トップ10に選ばれ続ける山形を代表する旅館の1つです。
当メディアでもこれまで「山形プリン」や「yamagata-glam」、「おふろcafé yusa」などなど、「古窯グループ」さんの老舗とは思えない「チャレンジ精神」を紹介してきました。
が!
2023年3月、本家本元の「古窯」さんに「茶寮露天風呂付客室プレミアムスイート」がオープン!
今回は、チェックインからチェックアウトまでを時系列で紹介です!
隣の市に住む筆者にとって、近すぎて行けなかった憧れのお宿…。
県外の方はもちろん、県内の方も絶対に最高の山形を味わえます!
正直、1日じゃ足りませんでした…。
プレミアムスイートの泊まり心地はもちろん、館内での過ごし方などのポイント等もまとめていますので、是非参考にしてください。
目次
1.日本の宿古窯とは?
「古窯(こよう)」の名は、敷地内から約1,200年前(奈良時代)の窯跡が発掘されたことに由来します。
蔵王連峰が一望できる緑豊かな高台に佇み、こだわりぬいた食材を使ったお料理、美人泉質の多様なお風呂、そしてなによりも随所で感じるおもてなしの心が愉しめるお宿です。
「プロが選ぶ日本のホテル旅館100選」では、40年以上連続トップ10を受賞。
現在は「古窯」のみならず、古窯グループとして様々な分野で山形の魅力を発信し続けています。
「今日、この瞬間に、最高の山形を。」
ぜひ古窯グループの公式ホームページもご覧ください。
2.チェックアウトを済ませ いざ客室へ!
今回宿泊したのは「茶寮露天風呂付客室プレミアムスイート」。
客室露天風呂、セルフロウリュが可能なプライベートサウナ、シアタールームなどが整備された古窯最上級のスイートルームとなっています。
チェックインを終えた後はお部屋まで案内していただきました。
早速ですが、こちらをご覧ください…!
扉を開けた瞬間に感じる非日常感…!?
この部屋の奥へ木目が続く演出もたまりませんね!
一方で、ふわりと包み込むような優しい木の香りがとっても心地良いんです。
そして、さらに廊下の扉を開くとこの極上のくつろぎ空間が広がっていました!!!
ひ、広い!
暖かい木目を基調に、温かみのある暖色系の間接照明が高級ながらも落ち着いた居心地の良い雰囲気を創り出していました。
「プレミアムスイートというネーミング」から少し身構えてしまっていましたが、まったくの杞憂!
もし観光でいらっしゃる方がいれば、15:00にチェックインすることをおすすめします!
(少しでも長くこの空間を味わってほしい!)
入口から向かって左手がベットルームとなっています。
ベットルームからの室内の様子。
テレビ横に洗面所へと続く廊下があるのですが、左手にはサウナ、右手には露天風呂と、何ともなんとも贅沢な空間が続きます。
もう到着からここまで「スゴイ!」しか言ってませんでした 笑
露天風呂に面する窓にはロールカーテンがあるのも嬉しいポイント。
友人やグループでの利用時にプライベートを保ちたい際に助かりますね。
今回やまがたぐらしスタッフ2人(女性)で宿泊したのですが、ゆったりスペースの洗面台も利便性抜群でした。
室内ではスタッフさんがサウナの使用方法なども教えてくださるので安心して過ごすことができますよ。
実はこんなお部屋(シアタールーム)もあるんです。
画面の大きさやソファーもまさにスイート!
後ほど紹介します!!!
3.夕食まで館内散策
チェックインの際、夕食は19:00〜を希望したので、それまでは館内散策やお部屋でまったりと過ごしました。
「夕食までけっこう時間が空くなぁ。」なんて思いましたが、「もう夕食!?」というくらい時間が足りませんでした。
①ウェルカムドリンク
まず伺ったのがラウンジの「喫茶はなむかえ」。
こちらではウェルカムドリンクがいただけます。
そのままお部屋にテイクアウトしていただくこともできます。
チェックイン前の14:00〜利用できるので、早めに到着してゆっくり過ごすのも有りですね。
②セレクトアメニティルーム彩葉〜いろは〜
今回利用した客室とともにリニューアルしたアメニティコーナー。
広々とした空間に浴衣、アメニティがずらりと並びます。
こういった選べる浴衣はオプションの旅館もあるので、気兼ねなく迷えるのも贅沢ですね。
個人的には一旦お部屋に荷物を置いてからじっくり選ぶのがおすすめです。
キッズ用の浴衣もサイズ豊富!
隣にある身長計はパパママにもありがたいですね。
女性にとって重要なポイントでもあるアメニティ。
クレンジングから化粧水、乳液などのスキンケア用品が揃っていました。
まさかのフェイスマスクまであるなんて…。
感激です!
男性用のアメニティも揃っています。
③お土産処 四季彩縁
お土産処も外せません。
定番のお菓子やお酒などはもちろん、古窯オリジナルのお菓子などもあるのでぜひチェックしてみてくださいね。
お部屋の茶菓子でいただきましたが、第1位なのが納得の美味しさでした。
④釜焼き体験
お土産処の奥には、古窯の名前の由来でもある窯跡を見学することができます。
1,200年もの歴史がある貴重な窯跡、ぜひご覧になってくださいね。
更に奥には楽焼画廊があり、古窯で過ごした数々の著名な方の作品が展示されています。
展示はこちらだけでなく、館内の様々な場所にあるので、ぜひ探してみてくださいね。
誰もが知っているような著名な方の作品もありますよ。
また、旅の記念に楽焼の体験も可能です。
夜21:00までに書き上げると次の日には持ち帰ることができるとのことです。
⑤大浴場
古窯の大浴場は時間で入れ替えとなっています。
伺った時は女性が1階「紅花」の時間帯でした。
旅館古窯の温泉の泉質は「ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩温泉」の三大美人泉質として知られています。
仕切りもあって1人でゆったりと入るお風呂は至福の時間でした。
4.夕食
そうこうしているうちに宿泊の一大イベントでもある夕食タイム!
お部屋からすぐの個室会食場でいただきました。
滝の流れる窓の外の景色も風流です。
夕食は山形の味覚がつまった四季折々のお料理と米沢牛ステーキの和食膳。
予めテーブルに用意されていた「山と野と海の幸小鉢盛り」はいただくのがもったいない美しさです。
少しずつたくさんのお料理がいただけるのって嬉しいですよね。
ソースもオリジナリティ溢れる8種類!
古窯さんの「食事もたのしめるように」という遊び心とおもてなしがうかがえます。
その後も彩りが鮮やかなバーニャカウダーや、刺身と生麩の盛り合わせ、鮑の踊り焼き…、と舌鼓が止まらない逸品が続きます。
そしてメインの「特選米沢牛ステーキ」!
器が神々しい!
テレビの高級グルメの食レポで見るような絶景が目の前に!
お口の中が条件反射してしまいます。
お味の方は言わずもがな。
上品な甘みと濃縮された肉の旨味が口どころが全身に広がっていくようでした。
そしてお料理の〆は「古窯名物牛窯めし」。
古窯こだわりの「牛釜めし」に「山形沢庵三種」・「お出汁」を使用し、三段階でいただくという何とも贅沢な〆ご飯なんです。
お釜のおこげがただただ絶品でした!
デザートは特製の窯プリンと旬の果物(いちご)。
カラメルをかけていただきます。
けっこうな満腹だったんですが、やっぱりデザートは別腹です。
とろ〜り滑らかなプリンは、下の上でとろける幸せ食感で、何個でもいただけそうなくらいでした。
5.夜の過ごし方
大満足の夕食タイムを終え、夜はこれから!
ここからが「茶寮露天風呂付客室プレミアムスイート」の満喫タイムの始まりです。
①専用シアタールーム
85インチテレビでVODを楽しめるシアタールーム。
YouTubeなどの動画を見ることもできます。
(自身のアカウントで見ることも可能)
まずは奮起を高めるために古窯グループ70周年特設サイトの動画を。
大きな画面で見る動画はかなりの迫力!
山形の魅力がぎゅっとつまった動画なので、ぜひご覧くださいね。
ソファの座り心地も良くて、そのまま寝てしまいたいくらいでした。
(絶対にまだ寝ないという断固たる決意!)
②客室露天風呂
気持ち良すぎて何回も入ってしまった客室露店風呂。
驚く程贅沢な時間…。
大浴場のお風呂と同じ源泉掛け流しということで、美人の湯の名の通り肌の弾力やハリがよみがえったようです。
大浴場ももちろんその雰囲気が素敵ですが、プライベートな露天風呂のゆったりもたまりませんね。
③プライベートサウナ
じんわり体が温まってきたところでプライベートサウナへ。
サウナグッズも準備万端です!
サウナポンチョにサウナハット、サウナフレグランスもあり、プライベートサウナは手ぶらでOK。
プライベートサウナとは思えないこの広さ!
最大5名まで入れるので、お友達やご家族と話しながらたっぷり汗をかいてリフレッシュできます。
「ジュワ〜ッ」という音と共に熱気と心地よいアロマの香りが広がります。
熱気がむわっと包み込んでくる感覚もたまらない!
室内の温度が一気に上がり、しばらくすると自分でも驚くほどの汗が…!
そして何とこのサウナ室は購入もできるんだとか。
「自宅にも欲しい!」という方は、係の方までご相談くださいね。
サウナで汗をかいたあとは、水を張ったお風呂に浸かって、
野外デッキで整いタイムも過ごせます。
何でしょう、この贅沢なループ。
もう整いすぎて、まさに泥のように眠ることができました。
6.朝食
スッキリ起きた後は朝食タイム。
夕食とはまた雰囲気の違うバイキング形式!
山形の美味しい料理が勢揃いしていました。
りんごの天ぷらという個人的には新しい料理や
ラーメン王国山形を代表する「鳥中華ラーメン」も。
種類も豊富で、ついつい色々取りすぎてしまいました。
芋煮もとろとろで美味しかった…。
7.チェックアウト後のお楽しみ
古窯に来たらこちらも外せない!
旅館の前にある山形県初のプリン専門店「山形プリン」。
店内には山形県産食材を使用したプリン達が並びます。
お目当ては1日限定20食の「生プリン」。
賞味期限10分という、ここでしかいただけないプレミアムなプリンです。
お部屋があまりにも居心地が良くて、チェックアウトが本当に本当に名残惜しかった…。
チェックアウトした後も宿泊の余韻に浸りながら楽しめるお店があるのも嬉しいですね。
古窯の基本情報
①営業時間/定休日/SNS
チェックイン/チェックアウト |
【チェックイン 15:00】 |
---|---|
席 | カウンター、テーブル、座敷 |
定休日 | ー |
駐車場 |
あり |
予算 |
公式ホームページを参照ください |
電話番号 |
0570-005-454(受付9:00〜18:00) |
SNS |
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②アクセス
住所はこちらです。
〒999-3242
山形県上山市葉山5−20
所在地はこちらです。
古窯グループの体験レポ