どーも、山形大好きヤマガタロウです!
Googleマップを見ていたら山形と宮城にこんな地名があったんですよ。
「有耶無耶(うやむや)」!
これってもしかして「うやむや」の語源なんじゃね!?
ということで、ちょっと調べてみました!
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1.有耶無耶(うやむや)の意味
普段の会話でも使う「うやむや」。
「も~、そんな大事なことうやむやにするなよー」、てな感じで使いますが、辞典ではこのように定義されています。
はっきりしないさま。曖昧あいまいなさま。また、いいかげんなさま。あるかないか、はっきりしない意。▽「耶」は疑問の助字。「有りや無しや」の意。
2.山形にある「有耶無耶(うやむや)」の地名
笹谷峠の南側、ギリギリ山形県内の場所に「有耶無耶関趾」というものがあります。
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宮城県の川崎町の観光サイトに関趾の画像もありました。
かなり山の中にあるように見えますが、一応行くことはできるようです。
3.「有耶無耶(うやむや)」の語源は意外と怖い!?
で、川崎町の観光サイトにその語源も紹介されていました。
昔から、笹谷峠は難所として知られている。
そのためか、下のような伝説が伝えられている。
この峠には山鬼が住んでいて、人を取って食らっていた。
しかしいつのころからか、仙台側の「無耶の観音」と山形側の「有耶の観音」の霊鳥が峠に住み着き、鬼がいる時は「有耶」、いない時は「無耶」と鳴いて旅人に知らせたという。
いや思ってたのと違う!
めっちゃこわいやん!!
夜中に峠を越えてて「有耶」って鳴かれた時の絶望感よ!!!
むしろ鳥が「有耶」って鳴くって、それがもう怖い!!!!!!
で、この「有耶」と「無耶」をつなげた「有耶無耶」は「有りや無しや」とはっきりしないことを表すようになったそうです。
最後ちょっと強引?
「仙台側の鳥と山形側の鳥が同時に鳴いてしまってどっちつかずで困った」とかならしっくりきそうだけどなぁ。
ちなみに、秋田県と山形県の県境にも「有耶無耶の関」というものがあって、こちらが語源になったという説も。
手長足長という人喰い鬼が、旅人を喰っていたと伝わっています。
こちらでは、神様が遣わせたカラスが、「うや(有耶)」、「むや(無耶)」と鳴き、人喰い鬼の存在を旅人に知らせていたというものです。小学館「Domani」公式サイトよりあ
えぇ…。
もう、化け物だらけ…。
諸説あるようですが、こういうの面白いですねぇ。
山形なんか村山・置賜・最上・庄内と4地域で独特の文化があるので、調べたら色々ありそう!!!
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