2023年3月5日、山形県小国町にある「横根スキー場」で「UNIQLO LifeWear Day 2023 with Ayumu Hirano」が開催されました。
横根スキー場は平野歩夢選手のホームゲレンデでもあります。
また、今回は平野選手が2018年にユニクログローバルブランドアンバサ
全国から事前の抽選で選ばれた17人の子ども達が参加しました。
倍率きっと凄かったんだろうな…。
この記事ではイベントの様子を、平野選手のコメントと共に紹介します。
※当日撮影した写真と合わせて、UNIQLOさんから使用許可をいただいている写真も使用しています。
目次
1.UNIQLO LifeWear Day 2023 with Ayumu Hiranoとは?
プレスリリースにはこのように記載されています。
イベントでは、平野選手が参加する子供たちと一緒にハーフパイプを滑り、トップレベルの技術を教えたり、ハーフパイプのデモンストレーションを予定しています。また「夢」や「チャレンジ」といったテーマで平野選手が自身の体験を語るスペシャルトークセッションも実施します。
なお、本イベントはUNIQLO Next Generation Development Programの一環で行うイベントになります。ユニクロは今回の「UNIQLO LifeWear Day 2023 with Ayumu Hirano」を通して、社会の持続的な発展に貢献する次世代育成の取り組みを推進し、未来を担う子どもたちの夢を育み、より良い社会の実現を目指していきます。
2.当日のスケジュール
・ 開会式
・セッション・コーチング
・ランチ
・平野選手トークセッション
・子どもたちからのQ&A
・平野選手サステナブルトーク(ユニクロ担当者登壇)
・閉会式
※間に休憩や写真撮影あり
3.開会式/セッション/コーチング
当日平野選手と共に会場を盛り上げてくれたのはMCのDJ AREEさん、解説の野上大介さん。
贅沢すぎます!
子ども達の視線の先には…
スノーボード男子ハーフパイプ金メダリストの平野歩夢選手が!!!
流石のボード捌きです。
チームに分かれて実際に滑るのですが、しばらくすると平野選手と一緒にハーフパイプを滑る子ども達の姿も。
憧れの選手を前に緊張する子ども達に、平野選手自ら「どこから来たの?」「普段はどんなトリックに挑戦しているの?」と話かける姿もあったようです。
もうこれは子ども達にとって夢のような時間ではないでしょうか?
アドバイスを受けてぐっと成長する姿が素人目で見ても分かるほどでした。
午前のイベントの終了後に平野選手は、
「横根スキー場での思い出は伝えきれないくらいある。オリンピックが終わってまた戻ってきて少しでも恩返しになったら嬉しい。
小さな頃は可能性や熱心になれる時期。
また引き続きこのようなイベントで子ども達をサポートしていきたい。」と話してくれました。
4.平野選手トークセッション/子どもたちからのQ&A
ランチ後は平野選手トークセッション。
平野選手が自身の子どもの頃を振り返りながら夢を持つことの大切さを語りました。
幼かった頃の横根スキー場での練習、ショーンと出会ってからの心境の変化、平昌前の怪我で滑れなかった頃の思いなどを語ってくれました。
特に「怪我の時期は考える時間が多くそれが重要だった。ゴールが無い状態で色々な思いをしたから誰にも負けない」と語っていたのが印象的でした。
MCのDJ AREEさんに今後の目標や夢を聞かれた平野選手、
「今までは夢を追っていて追う時間も長くて自信をなくすこともあった。
ようやく北京で夢が叶った。
途中で夢の変更を考えたこともあったり、夢を変えると今までが無駄になるんじゃないかと思うこともあった。
もっと1日1日に掘り下げた目標をスノーボードでもスケートボードでも他のことでも、日々にフォーカスして夢の先を考えている。」
トークセッション後には、子ども達から平野選手への質問タイムも設けられました。
Q「小学生のときのトレーニング方法を教えてほしい」
A「リフト券を無駄にしないようにした。
その日の練習を振り返ってイメージトレーニングをし、どんなに疲れていてもストレッチをして寝ていた。
練習する本数も大事だけど1本を大切にすること。」
Q「高く飛んでコケた時に辞めたいと思ったことはある?」
A「何度もある。
次怖くて飛べなくなるし頭の片隅に思い出しちゃう。
これは他の身体を張るスポーツでもあると思う。
大人になるともっと怖くなるから小さなときで良かった。
今のうちにたくさんチャレンジして色々考えてトライして頑張ってほしい。」
小学生の時のエピソードも交えながら、1つ1つの質問に真摯に答える平野選手の姿に子どもたちも真剣に耳を傾けていました。
きっと夢を追う多くの子ども達の力になったことだと思います。
5.平野選手サステナブルトーク(ユニクロ担当者登壇)
トークセッション・質問タイムの後はUNIQLOサステナビリティ担当者による地球温暖化についての出張授業が行われました。
気候変動問題の雪山への影響について学び、日々の生活で実践できることを考えました。
6.閉会式/サイン会
全てのプログラム終了後はサインタイム。
子ども達が当日身につけていたゼッケンや、スノーボードの板などに1つ1つ平野選手がサインをしていきます。
最後の囲み取材で今回のイベントについて質問があると、
「僕の中であっという間の時間でした。この先の自分のモチベーションにも繋がったと思う。
これから子ども達には夢に対してガンガンぶつかっていって叶えてほしい。
今後もチャレンジする姿を見せていきたい。」
また横根スキー場については、
「横根スキー場は僕が育った場所で、ここがなかったら今の僕はなかった。
この環境がなかったらハーフパイプをやっていなかったかもしれない。
大事に思っています。」と山形県民にとって嬉しすぎるコメント!
今回UNIQLOさんにお声がけいただき、取材させていただきましたが、平野選手の子ども達1人1人に丁寧に指導する姿が印象的でした。
またぜひ横根スキー場へ帰ってきてくれると嬉しいですね。
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