上山市矢来にある「だんご本舗たかはし」さんが2022年末で閉店していました。
だんご本舗たかはしとは?
公式HPにはこのように記載されています。
大正7年、初代伝蔵が『かみのやま温泉駅』前に〈高橋商店〉として店を構えました。創業当時は、だんごをはじめ、果物から駄菓子までなんでも扱う「よろずや」のような存在でした。
当時、近くには多くの工場があり、そこで働く女工さんや、多くのお客さまから「おんちゃん店」とよばれて親しまれていました。
だんご店で修業を重ねた二代目が継ぐと、だんごだけではなく、ゆべしやかしわ餅、笹巻などの餅菓子を充実させていきます。時は高度成長期、にぎわいを増した街は活気にあふれ日付が変わるまで店を開けたこともありました。
三代目が継いだのち、菓子作りだけでなく行商にも力を入れるようになりました。さくらんぼや田植え、稲刈りなどのシーズンになると、車で畑に出向き、だんごやかしわ餅を届けました。農作業の合間、みんなが輪になって世間話をしながらお茶を飲む、そんな場面に茶菓子を届けたい、そんな思いから積極的に行商に出向いていました。
転機が訪れた平成18年、店舗と工場を現在の場所に移転し店舗名を「だんご本舗たかはし」に変更しました。同時期に、東京の菓子店で6年修業を積んだ四代目が帰郷すると、新しい商品を次々に開発していきます。
食用竹炭とココアを使った黒いどら焼き「ほんてん黒いどら」、つや姫の米粉を使ったクッキーシュー「上山秀」など、パッケージなどにも工夫を重ね、県のコンテストで賞を獲得することができました。
四代目の「和」を守りながら「洋」を追求するという姿勢は、「時代に合ったお菓子を提供したい」という代々受け継がれる思いを、新しいことに挑戦しながらも守り続けています。
気になる今後は?
現店舗では「かみのやまシュー」の焼きたてとチョコレートスイーツを販売するお店、またすぐ近くに「アジアと和菓子の調和」のコンセプトのお店を移転オープンするそうです。
今後リニューアルするそうでどのようなお店になるか楽しみですね。
この度、大正7年より104年に渡り、ご愛顧、お引き立てをいただいてまいりました「だんご本舗たかはし」を2022年10月末をもちまして閉店させていただくこととなりました。
今日まで、お引き回しいただきました多くの皆様に心よりお礼申し上げます。そして、今後は自社の強みを見つめ直し「アジアと和菓子の調和」のコンセプトのもと、「dango + asiansweets 東家菓 (トンチャカ)」として2023年春に移転オープンします。是非ご来店をお待ちしております。
また、現店舗跡地では「かみのやまシュー」の焼きたてとチョコレートスイーツを販売する「Ora da cacao & choe (オラダカカオ&シュー)」を新オープンします。今後とも株式会社山からのお菓子を宜しくお願いいたします。
現店舗
だんご本舗たかはし → Ora da cacao & choe
山形県上山市矢来2-1-41新店舗
dango + asian sweets 東家菓
山形県上山市矢来1-5-9
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②まとめ記事