
前回の記事でグーグルアドセンスの審査に無事通過しまして、早速広告を掲載してみました。
「quick start広告」という比較的新しい機能が推奨されてたので、設定した際の問題と対応について紹介します。
1.Quick start 広告とは?
なんとこの機能、パソコンとモバイルを対象に自動で広告を設置してくれるんです!
配置場所やそれぞれのサイズも自動で設定してくれるとのこと。
審査通過前に色々と設置方法を調べて「結構めんどくさそうだな。。。」と思っていた自分には非常にありがたい!!!
んで、早速設定してみました。
2.スポンサーリンクが表示されない!?
設定を「ON」にし、わくわくしながら確認してみました。
ところが…。
広告のラベルに「スポンサーリンク」という文字が表示されない!!!
Google Adsenseのプログラムポリシーを参照すると、ラベルに「広告」か「スポンサーリンク」を設定することとされています!
誤解を招く見出しの下での広告配置
サイトのユーザーに誤解を与えないようにし、ユーザーがコンテンツと Google ディスプレイ広告を簡単に区別できるようにすることが大事です。AdSense のポリシーでは、「関連情報」や「関連リンク」といった誤解を招く見出しの下に広告を配置することは禁止されています。Google 広告のラベルには、「広告」または「スポンサーリンク」のみを使用するようお願いいたします。
やばい! 早くもポリシー違反なってもうた!
アカウントとまっちゃう!!!
ビビリの私はそっと設定をOFFにするのでした。
※ちなみに、設定のON、OFFが反映されるまでには若干のタイムラグがあるのでご注意ください。
3.対策
とりあえずOFFにしてみたものの、せっかくの便利機能なので使いたい…。
そもそもgoogleさんが提供している推奨機能なんだから、それを使ってポリシー違反なんてそんな乱暴なことあるだろうか?
そこで、再度AdSenseのヘルプを確認してみました。
QuickStart
AdSense を初めて利用する場合は、広告の掲載を手早く開始できる QuickStart がおすすめです。
- シンプル: 簡単な操作ですべての広告を管理できます。
- 自動: 表示する広告や掲載場所は AdSense が判断します。
- 便利: パソコンとモバイルに対応しており、サイトのページで優れた広告一致率が実現します。
- 準拠: すべての広告プレースメントがポリシーに準拠します。
「準拠」というところを見てみると
- 準拠: すべての広告プレースメントがポリシーに準拠します。
と書かれています!
つまり、QuickStart自体がポリシーに準拠しているとのこと!!!
結論は、
特に対策の必要なし
ということで問題なさそうです。
ふぅ…。焦った…。
ということで、私のページのラベルがない広告が対象のものですので、参考にしてみてください。
4.その他気をつけるべきこと(2017/05/27 追記)
さて、とっても便利なクイックスタート機能ですが、気をつけるべき点があります。
それは
全てのページに広告が表示されてしまう
ということです。
つまり、アドセンスのポリシーに違反、あるいはその可能性があるコンテンツが掲載されているページにも広告が載ってしまうんです。
従来の個別設定(私の場合は使用してるテーマ「simplicity」の広告ウィジェット)であれば、そのような記事にだけ広告を表示しないということでポリシー違反を防ぐことができました。
しかし、クイックスタートを使用すると、個別に広告の表示・非表示を設定できないんです…(現時点では)。
ですので、記事の内容やリンク先にポリシー違反のコンテンツが含まれる可能性がある場合、クイックスタートではなく個別に設定する必要があるのでご注意ください。